ランニングシューズの選び方　トレーニングシューズ編

使用頻度が圧倒的に高い練習用ランニングシューズを選ぶ際のポイント

前回のレースシューズの選び方に続き、今回は練習用のシューズを選ぶ際に私が気をつけていることを書いていきたいと思います。

練習用は価格と耐久性

私が練習用を選ぶ基準は単純でして。

価格

耐久性

距離を走る上に、走る時間も長い。毎日のように履きますからやはり耐久性がないと厳しくなります。

だいたい私は練習用シューズは靴によりますが800〜900km程度で履き替えます。
これくらいの耐久性のあるものを選ぶようにしています。
今は私はナイキのズーム ペガサスやズームエリート。をメインで使用しています。

この二足は安定して耐久性も快適さもある上に、シーズン終わりにはセールになったりしますので、セールを狙って買い替えたりしています。
最近試してすごく良かったのが、ナイキ　スームスピードライバルとアディダス　ジャパンブースト2。

この二足はレースシューズのカテゴリーかもしれませんが、ズームスピードライバルは部活生御用達というだけあって、定価からすでに安価で、さらにセールの常連。型落ちが狙えれば非常にお得です。

軽さもありレーシングラストにしてはワイズもちょっと広めです。ソールもそこそこグリップするわりに耐久性もありそうな感じです。現在履きはじめたところですが、これはなかなか使えそうです。良ければ今後も継続してこのモデルを狙っていこうかと考えています。

アディダス ジャパンブースト2はレーシングシューズのところでも触れましたが、レースだけでなく十分練習でも使えそうなソールパターンです。耐久性もまだ未知数ですが、こちらも良ければ練習シューズの布陣が変わってきそうです。

ただしジャパンブースト2に関しては価格がまだ優しくないので、もう少しこなれてくれればかなりいい練習用になるかと思います。

練習用シューズはローテーションで使い分け

練習用シューズは耐久性があるといっても毎日履いているとすぐにダメになってしまいます。

実際のところはわかりませんが、一度履いたシューズはクッション性能が戻るまでに48時間は必要とのこと。ですので、私はいつも最低2足以上の履ける状態の練習用シューズを用意して毎日履き替えています。

実際、靴の寿命は延びたような気がしますし、日によって気分も変えられますから、「今日はこの練習をやるからこっちのシューズを履こう！」なんて考えたりすることで、前向きな気持ちで練習に臨めます。

ポイント練習には履き古したレースシューズを

可能なら練習でもレースシューズを履いた方が快適ではありますが、いかんせん耐久性はほとんどありません。200〜300km程度でダメになるものがほとんど。
ですが、レースだけで履き潰すよりも、私はレースを2〜3回走ったレースシューズをポイント練習用にして履いています。
唯一驚かされたのはナイキ Flyknit Racer。

買い替えのタイミングは

今回ご紹介した種類でもわかるように私は練習ではかなりソールの分厚いシューズを履いています。

ではその靴たちの買い替えのタイミングはどのようにしているかと言いますと、

「アウトソールから一箇所でもミッドソールが見えたら履き替え」

です。

理由は分厚いアウトソールがなくなるほど履いているのだから当然クッションはすでに劣化しています。また、クッションの劣化と同時にアウトソールの磨り減りは走るときの癖が出てしまっています。もともと癖がある上に、靴の磨耗で靴を履いた時の状態はより癖が露骨になっています。片減りなどの状態ではかなり足に負荷も掛かりますので、走り方や骨格などに変な癖がつくことを防ぐ意味でも磨り減った靴は早めに変えましょう。