GARMIN Fenix3とSUUNTO SPARTAN レースシーズン前に気になるランニングウォッチ
2016/10/18
そろそろマラソンシーズンがやってきます。
普段走っていても涼しくなってきたので自然とペースも上がってきているのではないかと思います。
暑さの中をがんばって上がらないペースの中を走り続けてきた成果が徐々に出だすのはそろそろでしょう。
気になるランニングギア ニューモデル
新作のランニングギアもたくさん出てきております。
おそらくこのブログでみなさんが期待しているのは、きっと新作のシューズ、そして時計でしょうか。勝手に思っております。
特に時計は私自身もギア好きなこともあり、実際にがしがし使っております。
ランニングの時計といえば「GARMIN」と「SUUNTO」の両巨頭でしょう。
何シーズンかごとにリニューアルされるモデルたちですが、今年は特に要チェックでしょう。
出揃ったフラッグシップモデル「SUUNTO SPARTAN ULTRA」と「GARMIN Fenix3」
今回、特にSUUNTO SPARTAN ULTRA。
これはレビューを書かざるをえないでしょう。
まだ手に入れていませんが。。
SUUNTOがついに放つカラー画面+タッチパネル。期待しない方が難しいですね。
近いうちにご紹介できればと思います。
そんな私は現在Garmin Fenix3がメインの時計となっています。
Garminは初めてでしたが、両社の時計を使ってみて思ったのは若干方向性が異なるような気がしています。
スントとガーミンの方向性
本格的デザインと優しさを併せ持つSUUNTO
SUUNTOの見ている方向としてはもちろんアスリートの使用する時計として十二分に性能を発揮できると思いますが、パソコンやスマートフォンとの連携では写真を取り込めたり、走ったコースを動画にできたりする機能など、運動したことを記録として思い出として残そう、楽しもうというポジティブなメッセージを感じます。
本格的なスポーツの使用に耐えられる性能を持ちながらどこか片意地貼らない柔らかさを感じます。
この辺りはデザインにも表れていて、時計自身のデザインだけでなく、中身であるソフトウェア、インターフェイスにもその辺りを感じます。
本格的トレーニングにも使えるGARMIN
一方GARMINはストイック。
写真などを残したりできる機能はありません。パソコンやスマートフォンとの連携された画面にしても練習日誌感があります。
正直時計自身のデザイン、使い勝手、インターフェイス、フォントの選び方ひとつを取ってもやはり北欧、SUUNTOに軍配があがると思っています。
しかし、GARMINにはそれを補って余りある計測性能、データ分析、トレーニング機能があります。
毎日計画的にトレーニンングするようになった今となってはトレーニング機能はかなり役に立ちます。
日々のトレーニングカレンダーの設定はSUUNTOでもGARMINでもできますが、GARMINのトレーニング機能には練習内容だけでなく、ペースの設定とそれに対するアラート機能もあります。
毎日腕時計がコーチになっているような感じで追い立ててきます。これは意外と役に立つのです。
つい自分に甘えてしまう人にはいい刺激になるのではないかと思います。
また、心拍計を使った接地時間やバランスなどの計測も自分のフォームを客観的に見るにはいい機会となっています。
あとGARMINのいいところはソフトウェアが安定しているところでしょうか。
正直SUUNTOのソフトウェアは何かとトラブルがあってアップデートまで使えない機能などがなかなか無くならなかったります。
スマートフォンとの連携、通知機能もイマイチ安定していない印象。
そこはGARMINは全く心配ありません。通知も完璧、連携も自動接続も安定しています。さらに音楽のコントロールなどもできたりします。
最後は好みと気持ちで
どちらがいいかはその人が重要視する機能で違いがあるのでなんとも言えませんが、現在の私はGARMIN Fenix3をメインとして愛用しています。
SUUNTOはSPARTANではなくAmbit3ですが。
やはりトレーニング機能が一番なのと画面をカスタマイズしたりダウンロードしたりできるのは非常に便利です。
できればSUUNTOの画面のように計測中の時計画面が何分割かされたメインのログが大きめに表示されるとなお嬉しいところです。
あとは電池のもち。SUUNTO Ambit3の方がGARMIN Fenix3よりも良いのです。こまめに充電すればいいのですが、この辺り微妙に気になります。
そんなこんなで両メーカーのフラッグシップモデルについて書いてきましたが、最終的に判断するのは読んでいる皆さんです。
ぜひ気持ちのあがるギアでレースで自己記録を更新してください。
ちなみに
fenix3、SPARTANともにカラー液晶にはなりましたが、スマートフォンやApple Watchのような液晶を想像するとガッカリします。
最近当たり前のようになってきているretinaやハイレゾと呼ばれるような液晶は採用されていませんので、お世辞にも高解像度とは言えません。
ちなみにGARMIN Fenix3が218×218ピクセル。SUUNTO SPARTANが320×300ということで解像度に関してはSPALTANの方が上なので綺麗さではSPALTANでしょう。
ただApple Watchの38mmでさえ272×340。さらにこちらはRetinaディスプレイであるためピクセル密度は倍です。
Apple Watchに慣れてしまうと画面やバックライトの光り方さえレトロに感じてしまいます。
まぁ、文字やアナログ時計表示がギザギザしたりするのはご愛嬌ということで。
走っている間はそこまでの高解像度は必要ないですからね。
そういえばApple Watchもシリーズ2になりましたね。こちらもGPS搭載と防水になって運動機能のアップしているようですし気になりますね。
関連記事
-
Garmin Expressのワイヤレス機能はどこまで使える?
最近気になっていることの一つです。 まだ解決していませんが。。 「Garmin …
-
SUUNTOでもGARMINでも起こる?!GPSウォッチの落とし穴
マラソンシーズンも後半に入りレース真っ只中の方も多いのではないでしょうか。 そん …
-
SUUNTO AMBIT3のBluetooth同期問題 その後(解決編)
SUUNTOからようやくアップデート配信!果たしてその結果は? 3月24日の夜遅 …
-
Apple Watch series3 NIKE+ で走ってきた
実際に新しく導入したアップルウォッチ3のセルラーモデルを付けて走ってきました。 …
-
SUUNTO AMBIT3が日本語に対応!
待望の日本語対応!ほとんどの画面で日本語表示が可能に! iOS8.2のアップデー …
-
SUUNTO AMBIT3 のBluetooth同期問題
アンビット3とiPhoneのBluetooth接続、同期がうまくいかない場合の解 …
-
GARMIN CONNECTとNIKE+ Running Clubアプリが接続できない
速報と言いますか現状です。 iOS版のみでしか確認できていませんが、iOS版のG …
-
Apple Watchはちゃんとランニングに使えるのか?
瞬発的というより密かにジワジワといった感じで人気が出てきているような気がするアッ …
-
期待の新アイテム GARMIN fenix3
そろそろ本格的なマラソンシーズンが迫ってきました。人によってはもう大会に出ている …
-
GARMIN FENIX5(ガーミンフェニックス5)の使用感
心拍計が使えるようになって液晶ディスプレイも見やすくなったおかげでうんどう時だけ …