SUUNTOでもGARMINでも起こる?!GPSウォッチの落とし穴
2016/03/09
マラソンシーズンも後半に入りレース真っ只中の方も多いのではないでしょうか。
そんなレースでの注意点です。
『GPSウォッチのGPSが使えない?』
というのも、たくさんの人が一堂に会する場所がマラソン大会。
そんな中でレースのスタート前に行う時計のセットアップ。スタート5分前とかになってくるとみんな時計に向かってセットアップを始めたりします。
するとどうでしょう。いつもならものの数秒でGPSの補足が終わるはずなのにいつまで経ってもGPSが捕捉されない。
「ヤバい。。これはヤバい」と焦りながら待ってもなかなか捕捉してくれないまま、無情にもレーススタート。。
なんてことが経験のある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
多くの端末が一斉に衛星に向かってデータのやり取りをお願いするわけですから、当然負荷が掛かるわけです、混線も考えられます。
そうなってくると許容範囲を超えた部分はいつまで経ってもGPSの捕捉が終わらない状態が続きます。
捕捉が終わらないままレースがスタート。捕捉できなければただのストップウォッチ。
早め早めに設定を
こういったことがないように早めに設定を始めることをお勧めします。
特に東京マラソンや神戸マラソンなど都会でのレーススタートはビルの合間からスタートすることもあり、特にGPSの捕捉が難しいこともあります。
今年の神戸マラソンではGPSの捕捉が悪く、スタート前に多くのランナーが時計を天にかざすという奇妙な光景が見受けられました。
スタート5分前ではなく、10〜15分くらい前にはGPSウォッチの設定を終えておくことをお勧めします。
早すぎると弊害も?!
しかしいざ設定をするにあたって、早すぎると今度はまた別の厄介ごとが出てきます。
一度掴んだはずのGPSを見失ってしまうというとんでもないことが起こります。
東京マラソンでは約37000人が走るわけですから事前にセットアップは済ませたものの、再び見失ってしまうという事態にも見舞われました。
この辺りは時計の仕様もあるかと思いますが、あまり早すぎるのも良くないということを実体験で痛感しました。
今までペースを見ながら練習をしてきた身からするとペースが分からないのはかなり致命的です。
ぜひなんとかGPSを捕捉した状態でうまくスタートを切りたいですね。
マニアックで細かすぎるネタかもしれませんが、レーススタート前のGPSウォッチのセットアップ。侮るべからずです。
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